問題作にして大傑作 五十嵐律人「魔女の原罪」 街が抱える驚くべき秘密とは
これは大変な問題作です。五十嵐律人「魔女の原罪」。 何が問題かといって、現代社会における「 ...
WOWOWのドラマ「フェンス」で脚本家・野木亜紀子(「逃げ恥」「アンナチュラル」)は沖縄基地問題をどう描いたか 「ジェンダー」もテーマに
WOWOWのオリジナルドラマ「フェンス」。シリーズ5話が既に完結したのですが、重いテーマ設 ...
壮大なスケールの傑作「ジェノサイド」から11年ぶりの新作はドメスティックな小品 高野和明「踏切の幽霊」は心を打つ佳品でした
11年前、各ミステリーランキングを席巻し、直木賞候補にもなった傑作「ジェノサイド」。日本・ ...
父の跡を継いで暴力団を率いる娘の「覚醒」の物語 壮絶な抗争の10年を描く長浦京「プリンシパル」
血で血を洗う抗争、裏切りに次ぐ裏切り・・・ 長浦京「プリンシパル」(新潮社)は終戦直後、父 ...
ミステリーランキング席巻の「名探偵のいけにえ」 ”特殊設定”と”多重解決”のめくるめく世界へ
「このミステリーがすごい!2023」「週刊文春ミステリーベスト10」、ともに第2位に輝いた ...
「このミス」第1位はやはり容疑者のキャラが強烈すぎるあの作品 「岸辺露伴」特集も充実!
「このミステリーがすごい!2023年版」が発売されました。年末になると様々なミステリー・ラ ...
一発逆転のカタルシスはないけれど・・・ 池井戸潤の新境地「ハヤブサ消防団」はミステリー小説なのか?
自分的には評価が難しい作品でした。池井戸潤の最新作「ハヤブサ消防団」(集英社)。 美しい自 ...
「自分は悪くない・・・」 SNS社会の無責任さを厳しく問う朝倉秋成「俺ではない炎上」 古典的逃亡劇に作者が潜ませた“仕掛け”とは
全く身に覚えのない犯罪で犯人扱いされ、逃亡し続ける・・・ 古今東西、様々な映画やドラマ、小 ...
法廷ミステリーとタイムスリップSFのハイレベルな融合 五十嵐律人の「幻告」は超絶技巧の意欲作
よくまあこんな物語を考えたものだなあと思います。 弁護士でもあるミステリー作家、五十嵐律人 ...
王道なのに古くない ”山下達郎的なもの”がすべて詰まった名アルバム「SOFTLY」
遅まきながら山下達郎のアルバム「SOFTLY」を聞いている。 6月発売のCDを9月になって ...