天気が悪くても「ハレクラニ沖縄」を楽しむ ~こんな近くにこんな魚が?スノーケルツアー

2022年5月9日

最後の夕方、何とか見えた夕日

さて、沖縄旅行の後半は「ハレクラニ沖縄」に3泊。
相変わらず天気は良くないんですが、さすがは天下の「ハレクラニ」。いろいろな楽しみ方があります。

「ハウス ウイズアウト ア キー」での朝食ビュッフェは、あまりの種類豊富さに、3日間、毎日取り過ぎ食べ過ぎで、ランチが必要ないほどでした。

となると昼食代わりがこれ、アフタヌーンティー。

こちらも充実で、1人分を3人で分けるので大丈夫。

気温がそれほど高くないので(連日、20℃を少し超えるくらい)、一度も屋外プールには入りませんでしたが、ここには屋内プールがちゃんとあって、しかもプールサイドには温泉が2つ!
もちろんプール自体も温水なのですが、やっぱり温泉の温かさは格別。
沖縄のリゾートホテル、それもあの「ハレクラニ」で温泉を楽しめるとは思いませんでした。

さらに毎日の楽しみはイベントスペースで行われる、音楽ライブ。

バルコニーから見下ろすと・・・

毎日、午後6時半頃から行われ、私たちの到着した日はエイサーが、2日目はボサノヴァ、そして3日目はフラの歌とダンスが披露され、バルコニー(ハワイ的には「ラナイ」)から精いっぱいの拍手を送りました。

そうしたエンターテインメントやアクティビティがいろいろ揃っているハレクラニですが、今回、実際に参加してみたのはスノーケルツアー。これが素晴らしい体験になりました。

午後1時、集合場所のビーチハウスに行くと・・・ 何とその回の参加者は、自分と娘の2人だけ。
案内のお兄さんにウエットスーツの着方、スノーケルの付け方などなど丁寧に教えてもらい・・・ いざ出発。バナナボートに乗って、沖合わずか3~400メートルほどのところで止まり、海の中へ入ります。

こんな近いところで?と思ったのも束の間、案内のお兄さんが「いきなりいますね」と言うので、水の中に顔を付けてみると、小さな青い魚の群れが! そのままサンゴの上を漂うと、至るところに、ザ・熱帯魚。
残念なことに何ひとつ名前を知らないのでここに書くことはできませんが、こんなところにこんな魚たちがこんなにたくさんいたのか・・・とびっくりです。

お兄さんによると、ハレクラニは他のホテルに比べても近いところでスノーケリングができ、非常に良い場所なのだそうです。

もちろんダイビングもやっているお兄さん、素潜りも得意で、海の底から巨大なナマコを拾い上げて触らせてくれます。
石の塊のようなこのナマコ、触ってみると固い粘土のようで、実際、しばらく握っていると手の形にへこんでしまいます。普段は砂をまとっていて砂色なのですが、砂を落とすと黒っぽい灰色の体が現れ、どうにもキモい・・・

そういう体験も楽しみながら海上を進むと、「サンゴの崖」というのが現れてきます。絶壁の上から海底までは7メートルほどもあるそうな。
何となく遠浅が続いているのかと思っていましたが、こういう深い水底を見ると、何だか恐ろしいような厳かな気持ちにもなります。
イカが数匹泳いでいるのも見えました。

それにしても、海の上を漂うだけのスノーケリングで、こんなに美しいものが見られるなんて。
真夏の強い日差しのもとだと、もっと鮮やかに見えたのかもしれませんが、それでも様々な色をまとった魚、何十種類もの魚を見ることができて、一緒に泳いでいる気分になれて、本当に幸せな気分でした。

わずか30分の海面遊泳、いつまでも続いてほしいと願ったひとときでした。